わたつみかみのなのもとに

4月を待つつもりだったけど、コメントもいただいていたのでちょっと早めに更新しておこう。
(ありがとうございます!お返事は記事末部の追記に置かせていただいています)

春眠
春眠不覚暁

トップ絵がいつまでも正月仕様で恥ずかしかったので新しいのを描いてIllustページにも追加しました。ついでにここにも置いておきます。
前々からイカ釣りのエギの形って抱き枕みたいだなと思っていたというネタ。
この中に描いてあるセンジュナマコとメンダコのぬいぐるみは実際の自分と弟の私物です。ティーエスティーアドバンス社のぬいぐるみはいいぞ…りぶはあと社のクッションもいいぞ…。

MIDIページにはゼルダの伝説 ふしぎのぼうしより「ピッコル祭り」「チロリアの森」「エゼロ」「エゼロの過去」「魔女シロップ」「ピッコルの里」「聖域」「マメの木」「しずくの神殿」「風の館」「ゼルダとの再会」計11曲をmp3に変換・追加しました。原曲の使用音源がわかりやすいので、耳コピでもわりと似せられているような感じがします。
ふしぎのぼうしの世界は春って印象があります。ドット絵がきれいだしメルヘンな雰囲気で好きなタイトルでした。

今回も引き続き、2月あたりから使いだしたPixivの経過についてメモしておきます。
あまり気のない始め方をしたPixivでしたが、ここに上げるためのものを描いたり動向傾向を観察したりするのがちょっと楽しくなってきました。
驚いたことに先日フォローしてくれている方の中に、実に中高生くらいの頃から個人サイトで一方的に存じ上げているお方を見つけてしまって震えました…
一体どうしてたどり着かれたのだろう⁉︎ 誤フォローかな⁉︎ 有難いこともあるものです…なんにせよ後日ちゃんとご挨拶したい…!
今になってこんなにハイペース(当社比)で漫画のように手間のかかる二次創作をするのも珍しく、何やってんだ自分…と我に返って恥ずかしくなったりしながらもネタメモのストックを続けています。こういうのは描ける気がしたタイミングに一気に描いてしまわないとお蔵入りになってしまうのが目に見えているので。残すつもりだったFE風花雪月の全ルート感想メモのように…
しかし魚介モチーフの世界観で書き残しておきたいものが次々浮かぶというのは、これもわが魚座の守護神たる海神ネプトゥヌスの導きやもしれぬと思い(テメーそんなキャラだったか?)、今は手の動くに任せています。
あんまり自覚はなかったんですが、やっぱり自分はなんとなしに海にまつわるモチーフが好きなんだろうと思います。もしもSplatoonのキャラクターが開発段階のウサギとかだったなら、おそらく自分は興味を持つこともなかっただろうと思うので…。

・ジャンルの傾向
投稿する際に作品分類でイラスト/漫画/小説のどれかを選ぶことになるので、文字がない1枚絵やそのまとめはイラスト、文字が多くコマ割りがなくともストーリー性があるものは漫画として上げているのですが、だいたい漫画の反響はイラストの数倍単位で高いことがわかりました。
これは複数枚の絵の印であるバッジがついていることが多い漫画の方を自然と見てみたくなるということなのか、サムネイルで漫画と判断して見に来られているのか、タグ検索する時点から漫画で探している人が多いということなのか、ちょっと気になりました。
実験的に1枚絵+それに関連するネタのコマなし漫画っぽいのをまとめたものを「イラスト」として投稿してみたら「漫画」で投稿したものほど閲覧数が伸びなかったので、「検索時点から漫画で探している人が多い」が正解なのかな? もちろん内容も関係あるんだろうけど。完全に余計な雑念だからこういうのを気にしだしていいことはないですね。
にしてもみんな漫画読むの好きなんだな〜と思い興味深いです。自分には一枚絵で魅せるみたいな力は到底ないので、今後も小ネタ集とか感想妄想系漫画など、考えたことを中心に投稿することが多いだろうと思います。
絵を描くこと自体はそんなに好きなわけでも全然得意でもなく、イメージの伝達手段として他に方法がないから致し方なく…というくらいのあれなので…。なんとか完成が見える段階にくればやっとノれるのですが、だいたい線画の清書が終わるまではしんどさの方が大きい。思いつきを実際に形にできるかの実験の繰り返しみたいな感覚です。
下書きもなしにさらっと美しい線画が描けることに憧れるけど、そういうことができる人はやっぱり描くことが好きで暇さえあれば描いているものですよね…畏敬だ…。

・意外だったこと
描いている中でもより世界観の妄想捏造度数が高めなので人を選ぶだろうなと、おずおず投稿した地味なタコボーイの話が比較的人気(閲覧数に対するブックマーク率が高い)っぽい?のが一番の驚きでした。
元々タコボーイというアバター自体に人気があった感じなのでしょうか。あるいは今の世の中はすみっコぐらしのようなネガティブなキャラクターに対して懐が深いのだろうか。いいのかい…こんなトリッピング妄想を展開しちまっても…?
二次創作の時点で五十歩百歩ということは承知しながらこれでも一応、あんまりキャラクターを私物化する感じにはしないようにしたいかなとは思っているので、ある程度公式の設定が存在する4号・8号を派手に改変するのは気が引けるというのもあり、誰か一般人役が欲しかったのでした。そこで以前気まぐれに動かしたことがあった彼に犠牲になってもらった!
ゲーム上でスキルの都合でいつも地味な色の格好ばかりすることになるのと、タコの中でも特にメジロダコの、貝やココナッツや空き瓶を持ち歩いて防具を兼ねた家にする生態が、用心深くありのままの自分に自信がないやつに見えてなんか親近感あるので、そういうイメージでキャラ設定したのでした。あとレオン・ガーフィールドのオムニバス短編集「見習い物語」が好きなのでそういうのもやってみたかった。

gearcoordi.jpg
↑だいたいこういう組み合わせになって実際地味である


↑貝殻を吟味するメジロダコ


↑南洋ではココナッツの利用が一般的らしい


↑巻貝の家もかわいい

全体的に不運めなのは話を動かす都合上でもあり、むかしタコ部屋労働のことを調べてかなり衝撃を受けた記憶とオクト・エキスパンションのダブルパンチで、自分の中でタコというものはひどい目に遭う存在という認識が紐づいている影響もある。(参照 : 北辺に斃れたタコ労働者) リアルの蛸も日本に輸出するためにアフリカで乱獲されたりしてるしなぁ…。日本人て魚介類に対しては結構無慈悲だよなといつも思う。声あるものは幸いなり…。
これの話を作るときには、何もかもがうまくいかず病んでいた時期の感覚とか(本気で周りの誰もが敵に見えていた)、社会人歴が浅い頃の不安や疲労感とか、海外で一人滞在していたときの警戒心や緊張感を思い出しながら描いています。
だからかこの話に応援のコメントとかいただくと、間接的にこういう状態だった過去の自分が励まされているかのような不思議な感覚になるのを発見しました。
しんどかった経験をアバターに託して物語化するというのは、実は効果的な自己供養であり回向なのかもしれない。
つくづくどんな経験も糧ですね…。おもしろい体験ができました。

・おまえは何を表現したいん
描いていく漫画を通して表現したいことを挙げるとしたら、差別や偏見意識についてとか、他者と関わり理解すること/最適な距離感を測ること/楽しく生きることの難しさ…とかですかね。
暗いなさすが根暗くらい! けどそれを暗くならないように表現したい。それぞれに自分なりの回答も用意していきたいものです。
本当はこれも一次創作でやりたいテーマのひとつだったのですが、いつになるやらわからぬ理想通りに描ける力がつく時が来るまで寝かせ続けるよりはまあ、描けるときに描いておいた方がいいだろうと思うようになりました。うまいことテーマにはまるモチーフがあるのなら尚更、忘れないうちに形にしてしまおうという感じです。
Splatoonは2のサーモンランでのシャケの登場や、オクト・エキスパンションなどでタコ側の世界が物語られたことによって、がぜん寓話としてのおもしろさが増したと思います。
…などと、何でも寓話視するタイプのオタクが申しております。
漫画らしい漫画をそんなに読まなくておしゃれなコマ割りとか全然知らないので、今の所面白みのない画面しか作れてないのですが、どうせやると思い立ったなら色々見て試していってみたいなーと考えています。
次投稿する予定の漫画が表紙抜きで16ページもある話なので絶賛根気勝負中ですが、前々から頭に浮かんで消えずに残っていたものなので自分のためにもなんとか形にできるよう頑張ってみたいです。

前の記事に拍手どうもありがとうございました!
追記でコメントのお返事させていただいてますので、よろしければ!
Pixivからお越しくださった方もおられたようで、こんな場所までどうもありがとうございます…!
「巣はこちらです」という感覚で深く考えずPixivにここのリンクを貼ってしまっていたけど、まさか小学生の頃からの絵を置いている古のホームページに飛ばされるとは誰が予想するだろうか…?
とんでもなく恥ずかしいことをしてしまったのかもしれないと今更気づきましたが、振り返るのも怖いのでもう考えるのはやめます…。ここは生き恥の晒し場よ…(白目)
自分ではもう耳コピの方がメインのつもりでやっているので、色々ツッコミどころはあろうけど触れないでやっていただけたら幸い…よろしくお願いいたします!


3/16に拍手からコメントくださったお方
初めまして、こんな場所までご足労いただいてしまい恐縮です…!
ブログ形式でお返事までラグがあって心苦しいのですが、コメントありがとうございました!
見渡せばおもしろい人すごい人がいくらでもいる場所で、かなりドキドキしながらPixivへの投稿を始めてみたのですが、このようにご縁があっただけでもやってみてよかったなあ…と思いました。もし機会があれば今度からはどうぞお名前も…!
非公開設定の方法についてもどうもありがとうございます!ちゃんとそういう仕様もあったのですねお恥ずかしい!
ヨシこれからぜひ活用しよう!と思ったのですがちょっと調べてみたら、「非公開でブックマーク/フォローされると微妙な気持ちになる」という意見があることや、フォロイーからはフォロワーが確認できることも知り、フォロイーに認知されるのも忍びないレベルのビビリなのでやはり今はまだちょっと保留にしておこうと思いました…。せっかく教えていただいたのにすみません…!
にしてもご親切にありがとうございます、もしまた自信がついたら(?)使ってみようと思います!

私も個人サイト巡りがとても好きなので、近年はめっきり減ってしまっているのを寂しく思っています。SNSだとレイアウトを考える必要がないし投稿も楽というのは今回わかったので自然な流れなんだろうなとは感じるんですが、個人サイトにはお宅訪問のような楽しさがありますよね。
こちらは自分でももう、いつ作った何を置いてあるのかも把握しておらず怖くて見返せないような恥ずかしいサイトですが、今後も続けていければいいなと思っています。
Pixivも描き方や演出などに手探り感満載の投稿が続くと思いますが、せっかく始めたからには使っていってみようと思いますので、暇つぶしにでも覗いてやっていただけたら幸いです。
どうもありがとうございました!^^


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