われはこえゆくかえりみず

好奇心の勢いで唐突に買い、駆け足で一人用モードばかり進めていたSplatoon2、オクト・エキスパンションの隠しボス戦もクリアしたのでオンラインに加入してみました。
そう…スマブラを早くに持っていながら今までオンライン未加入だったのです。

↓こんなのを投稿してます
agent8.jpg
タコガールのビジュアルを見て連想せずにはいられなかった

その現実を踏まえて…
田舎からハイカラスクエアに出てきた足で訳もわからんままNewカラストンビ部隊に勧誘されてしまい、任務達成後も武器テストにかかりきりでナワバリバトルさえしたことない対人ビビリの4号と、
それと同時期に約束の地目指して真面目にテストをこなし続けてなんやかんやあって地上に脱出してきたけど、心の中のヒーローを超えるまではと遊びは保留にしていたストイックな8号、
集結したNewカラストンビ部隊メンバーに「最近スクエアに来た同い年同士なら気が合うっしょ!じゃあイカよろしく!」と雑に放り出されてぎこちなく友達になり、ガイド片手に街歩きを始めるふたりは14歳☆
…というイメージ&設定です。長い。

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上げてから気付いたけど4号がプロフィール画像のヒトカゲのコスプレみたいになってしまった

フェスも残り2回と聞くし、2年続いたアクティブなイベントは終わろうとしているようですが(なんとサイクルの早いことよ)、滑り込みのようにでも次回作を始める前に物語が大きく動いた2のストーリーモード2つを自分の手で体験しておけてよかったです。

主人公の4号と同じく、前知識のないままヒーローモードで初めてオクタリアンに遭遇してから、インクリングよりもむしろオクタリアンのことが気になりっぱなしでした。
一般兵とタコゾネスのようなヒト形態になれる個体の違いは?地下社会の様子は?義務教育の内容とは?パンクなファッションは制服的なものなのか?賢い割に将軍がいまいちマヌケっぽいのはなぜなのか!?
ハイカラウォーカーや資料集を読めば詳細がわかるんだろうか。
いつもタコゾネスと戦うステージで妙にウキウキするんでなんでだろうと思ったら、高笑いを聞くのが好き(?)というのもある他に、専用BGMが阿波踊りに似ているからなのかもしれないと思い当たりました…(地元民)
音階というか導入部が特に似ているように感じる…

Tacozones Rendezvous

阿波よしこの

そんなに熱心に見ない勢の自分の魂にもヨシコノ節のグルーヴが刻まれているというのか…⁉︎

愛しのオクトパス―海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界
以前↑この本を読んだので、現実のタコの性格や生態については少しだけ知っているつもりですが、イカについてはあまりよく知らないままです。ナショナルジオグラフィックとかダーウィンが来た並みのドキュメンタリーでしか知らない。
タコは賢いということで注目されていて知能や意識感情関連の研究が盛んな印象がありますが、イカはどうなんでしょう。Splatoonを機に頭足類の本を探して読んでみるというのもいいかもしれない。
前述の本はノンフィクション作家の女性とメスのタコ達の交流録といった内容でした。
所々に西洋人のキリスト教的な世界観が透けて見えたり、哺乳類慣れした人によくある触りたがりなところが感じられたり、人間の話はいいから早くタコの話をしてくれ!って感じにじれったい章もあったりしますが、タコの特徴や性格やどういう行動をとるのかを知ることができて興味深かったです。
知的で好奇心旺盛で向こう見ずで、見かけ以上に機動力があって脱走がうまく、よく施設からの逃走の過程で事故に遭って死ぬ…という顛末の話などはオクト・エキスパンションの8号のあれこれを思い起こさせられます。
これを読んでいて気づいたけれども、自分が好きな要素のひとつに異種族の♀同士の交流というのがあるな…
読みやすいので興味がある方はぜひ手に取ってみては。

さらにごく個人的な思い出メモも残しておこう。
シオカラーズとはまた違って洋楽感漂うテンタクルズの歌声を聞いていると、オクトでのノスタルジー煽る要素と相まってか、十代の頃に聞いて耳に残っている歌を色々と思い出します。

Sarina Parisの「Just About Enough」

もうあんたにはうんざり、サヨナラ…という内容の歌。
未練なく吹っ切れた感じがイカ的である。

Smile.dkの「Butterfly」

理想の人を探して遠い異国へ…という内容の歌。
夢見がちで乙女チックなのでこれはタコだ。

それから、オクト・エキスパンションのトレーラーを見て思い出したものもありました。
トレーラーはこちら↓

からの
A-beeの「Cloud Nine」

もうあなたとの関係は終わり、自由になりたい…という内容の歌。
PVに見られるトレーラーとの共通要素や内向的なアプローチがタコ的。

Mylène Farmerの「Désenchantée」

絶望の世の中に救いはないのか…という内容の歌。
アンニュイな歌詞に対して、PVの徒党を組んで暴動を起こすという外向的アクションがイカチックで面白い。さすがフランス。
ラストの茫洋呆然としたシーンと曲がとても好きです。

こうして見ても、ここに挙げなかった例を見ても、自分が好きになる歌の内容の破局or逃げ出したい率は異常です。ショッギョムッジョ!
記憶喪失→思い出す、という物語も異様に好きだったりするし。
そういうわけで特にオクト・エキスパンションのあれやこれやは個人的に刺さったわけなのでした。

いつにもましてとりとめのないメモになってしまった。
まあいいか、読み返しこそしないけどここはもはや自分の回顧ログだ…
前の記事に拍手ありがとうございました!

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